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スズキの予防安全装置【衝突被害軽減ブレーキ編】を分かりやすく解説

予防安全装置

ぺーやん
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こんにちは。スズキアリーナで営業をしているぺーやんです。

最近の車は様々な予防安全装置が付いていて混乱しちゃいますよね。

今回は予防安全装置の中でも「衝突被害低減ブレーキ」について解説します。「衝突被害低減ブレーキ」とは衝突の回避もしくは衝突時の被害低減する事です。

あくまでも運転者の補助装置であり「ぶつからない」と言うことではありません

スズキの「衝突被害軽減ブレーキ」は5つあります。【2020年12月時点】

  1. デュアルセンサーブレーキサポート
  2. デュアルカメラブレーキサポート
  3. レーダーブレーキサポート
  4. レーダーブレーキサポートⅡ
  5. 後退時ブレーキサポート

衝突被害軽減ブレーキは新しい車なら必ずついているというわけではありません。

ぺーやん
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こちらの記事では対象車種も案内します。ぜひ最後まで読んでください。

デュアルセンサーとデュアルカメラの違い

デュアルセンサーブレーキサポートとデュアルカメラブレーキサポートと2つ種類があります。

ぺーやん
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名前を聞くだけでは何も分からないですよね。

デュアルセンサーやデュアルカメラで人や車を検知して予防安全装置が作動します。

デュアルカメラブレーキサポートには前方衝突警報ブレーキ機能がついていますね。

対象物や運転・天候・道路などの状況によりっては、衝突を回避や被害を軽減できない場合があります。

その時の条件によっては作動しない時もありますので予防安全装置を過信せずに安全運転を心がけて下さい。

まずは、デュアルセンサーとデュアルカメラがどういったものか見ていきましょう。

デュアルセンサーブレーキサポート

デュアルセンサーブレーキサポート
デュアルセンサーブレーキサポート

デュアルセンサーブレーキサポートとは単眼カメラとレーザーレーダーの2つで前方の状況を把握し、自動ブレーキや踏み間違え装置などを作動させます。

単眼カメラとは一般的に皆さんが使用しているカメラの事です。デュアルセンサーブレーキサポートは速度が約時速5km から約時速50km未満であれば衝突を回避できる場合があります。

注意:歩行者との衝突を回避する場合は速度が約時速5kmから約時速30km未満です。

ぺーやん
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必ず回避できるわけではないので安全運転を心がけてください。


デュアルカメラブレーキサポート

デュアルカメラブレーキサポートは2つのカメラを使用する事がポイントです。

デュアルカメラブレーキサポートは2つのカメラを使って前方の人や車を見つけます。

ぺーやん
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人も2つ目がありますよね。

片目をつぶってみてください。両目で見る時と視野が狭くなっていませんか?

1つのカメラより2つのカメラになり視野が広くなりました。


レーダーブレーキサポート

レーダーブレーキサポート

レーダーブレーキサポートとは低速走行時(約時速15kmから約時速30km未満)に前の車とぶつかりそうという時に回避できる機能です。

  1. レーザーレーダー【赤外線レーダー】で前の車を見つけます
  2. 低速走行中(約時速15kmから約時速30km未満)に前の車とぶつかりそうな時、レーダーブレーキサポートが作動
  3. レーダーブレーキサポートが作動すると自動でブレーキをかけます

※作動したと時の速度が前の車の早さと自分の車の早さの差が約時速15km未満だと衝突を回避できる可能性があります。

強いブレーキなので必ず乗車する皆さんがしっかりとシートベルトをしている事を確認してください。

注意:自動でブレーキがかかったあとアクセルを踏んでいなくても車が動きますので必ずブレーキを踏んでください

レーダーブレーキサポートⅡ

ミリ波レーダーを使って前の車を検知します。

ミリ波レーダーとは航空機などにも使われているレーダーです。

レーダーブレーキサポートⅡは前の車の速度と自分の車の速度の差が約時速15km未満であれば衝突を回避できる可能性があります。

レーダーブレーキサポートⅡは衝突の可能性があるとこのように作動します。

  1. ブザー音やメーターなどの表示で警告
  2. それでも衝突の可能性が高まると
  3. 自動で弱いブレーキがかかる
  4. ブレーキペダルを踏むとブレーキの強さをアシストします
  5. 更に衝突の可能性が高まると
  6. 自動で強いブレーキがかかります
  7. ※自動で強いブレーキがかかるので必ず乗られている全員がシートベルトを着用してください。

注意:自動でブレーキがかかったあとアクセルを踏んでいなくても車が動きますので必ずブレーキを踏んでください。

後退時ブレーキサポート

後退時ブレーキサポート

リヤパーキングセンサー【ソナーセンサー】を搭載して車の後方にある障害物を超音波センサーで感知します。

4段階のブザー音で運転者に障害物の接近をお知らせするのが後退時ブレーキサポートです。

ブザー音でお知らせするだけでなく、障害物との接触の可能性が高くなると自動でブレーキが作動します。

ぺーやん
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ブザー音と自動ブレーキで衝突を回避する、もしくは衝突の被害軽減が目的です。

後退時ブレーキサポート対応搭載車【2020年12月時点】⇩

まとめ

こちらの記事ではスズキの予防安全装置【衝突被害軽減ブレーキ】について解説してきました。

衝突被害軽減ブレーキには5つの種類があります。

車によって搭載されているものが違うので注意してください。

ぺーやん
ぺーやん
皆さんが安全に車ライフを送れる事を願っています。

こちらの記事を読んでいただき有難うございました。